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経年変化を楽しんでいただける柔らかなイタリアンレザーを主に使って、日常の中で時間をかけて愛用してもらえるものをと想いながら、1つ1つ手縫いで日常使いの革のグッズや、小さな革のバッグ等を制作しています。

きっとミシン縫いの革ものの方がスマートでカッコイイ作品に仕上がるのですが

敢えて手縫いにこだわって、わざと縫い目も見えるようにするのは、ぽってりした無骨間が漂うからこそ、ついつい愛着が湧いてしまったり、どうしてもミシン縫いよりも厚めの革を使用するので、ぽってり感は出てしまいますが、沢山のものが溢れる昨今で、じっくりと敢えて作家ものを選んでくださったのであれば、長く愛用して頂きたいので、作品として素材が丈夫である事、長く使っても革が切れない限りは、縫い直しなどの修繕をおこなえるため、また修繕してお客様にお返しできるようにと考えているからです。

私自身、革が好きで、大好きな革はいつまでも撫でていたい気持ちになったりします。ぜひ来てくださったお客様にも、革の手触りや香りなどを楽しみながら、実際にお手に取って作品を見ていただけましたら嬉しいです。長く日常の相棒になってくれるような作品を見つけにいらしてください。